旧姫街道2_嵩山-三ケ日

◆旧姫街道_嵩山-三ヶ日

2019年8月20日(水)晴れ

旧東海道の脇街道(脇往還)である姫街道(本坂通)を歩いた。

今日は二日目。嵩山(すせ)宿から本坂峠を越えて三ヶ日宿まで歩いた。

(35)自由が丘バス停【9:18】

前日の終了地点を9:18に出発。

(36)常夜灯【9:22】

(37)街角に建てられたノボリ【9:22】

(38)嵩山宿案内図【9:25】



(39)嵩山宿夏目本陣跡【9:27】


(40)街道風景【9:28】

(41)道標とのぼり【9:32】

(42)姫街道道標【9:33】

(43)道標とのぼり【9:34】

これ以降は山道が続き軽登山のおもむき。道は、登山道と考えれば整備されている方だと言えるが、ある程度の人の往来が考えられる主要街道としては、やや厳しい道と言える。

これ以降一般道に出るまでは写真のみの掲示とする。



石畳だが、緑色の苔が覆っていて、非常に滑りやすい。


(44)嵩山一里塚【9:48】

一番大変だったのが、雑草が生茂って蜘蛛があちこちに巣を張っていた道。

次の写真の、中央やや右に細く見えているのが街道で、このように、両脇からの生茂った雑草をかき分けながら、かつ、蜘蛛の巣を木の棒で払いながら進む道がしばらく続いた。後で確認したら、ズボンにも上着にも蜘蛛の巣がたくさん絡んでいた。


途中での倒木。完全に街道を塞いでいる。倒木の左上の方から木に登って(踏みつけて)進む。ちなみに、こうした倒木は、あと2か所あった。








(45)本坂峠【10:27】

道標があるから峠の頂上だと分かるが、特に視界が開けるわけではない。





ここから下り坂。


(46)椿原生林【10:43】



(47)鏡岩【11:17】



(48)一般道との合流地点【11:38】



(49)弘法堂【11:41】



(50)道標【11:47】

(51)街道風景【11:48】

(52)高札場跡と秋葉燈籠【11:51】


(53)本坂関所跡【11:53】


(54)道標【11:57】

(55)馬頭観音【12:04】

(56)本坂一里塚【12:04】


(57)板築駅跡(ほうづきえきあと)【12:21】

ここでいう「駅」とは、8世紀の律令において規定された駅伝制(宿駅伝馬制度)での古代の駅。情報伝達のために馬が利用されたが、人馬を休息させたり交代させたりする設備として、各地に駅(厩<うまや>、駅家とも)が置かれた。

板築駅は、東海道の猪鼻駅(新居町北西部)が天長10年(833年)大地震で崩壊し、承和10年に復置される10年間だけ存在した。


(58)華蔵寺(けぞうじ)【12:22】

(59)日比沢の秋葉常夜灯・鞘堂【12:27】


(60)旧清水屋呉服店&脇本陣跡【13:37】

旧清水屋呉服店は嘉永3年(1850年)創業。(ちなみに、嘉永6年には黒船来航があった。)現在の建物は明治39年に建て替えられたものとか。

この隣に石川脇本陣があったが現存しない。ただ、公式に認可されたものではなく、本陣が満員の際に臨時に使用されたらしい。

(61)三ヶ日宿本陣跡【13:37】


(62)道標【13:44】

(63)三ヶ日一里塚【13:46】


本日はここまでとした。

休憩を含んだ歩行時間は4時間28分だった。

以上

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