富士塚巡り4_高田富士

◆高田富士塚巡り

2019年7月15日(月)曇り

2019年2月24日に新宿及び早稲田界隈の五つの富士塚と史跡を回ったが、その時訪れた高田富士は、周囲が柵と建物に完全に囲まれていてまったく近寄れなかった。

高田富士は江戸市中で最古、最大の富士塚で、歌川広重も描いた名所だったということで、是非にも見てみたいと思っていた。年に一度、海の日とその前日にのみ登拝が許さるとのことだったので、海の日の今日、再訪した。

都道25号線(飯田橋石神井新座線)沿いの階段には提灯が飾ってあって、すぐに入口が分かった。以下、順に写真を示す。

なお、写真にときおり映っている人たちは、たまたま居た人たち。(彼らに撮影許可はもらっていません。あしからず。)

今までの富士塚では、私以外には誰も同時に登っている人はいなかったので、数人でも登る人といっしょになったということが、ちょっと新鮮だった。

途中での案内板が、ベニヤ板に手書きで書かれたもの、というのが、手作り感満載で、高田富士をあまりメジャーな観光スポットにはしたくない、という気持ちからのものだ、と、勝手に(好意的に)解釈しておくことにした。


手すりも仮設のようにしか見えない木製。


入口にあった説明板


入口付近には屋台も出ていたが、天気があまりよくないこともあって、そこまでのお客は出ておらず、閑散としていた。

とりあえず、実際にきちんと高田富士に登れてよかった。本当は、もう少し遠方から浮世絵のような全景を見てみたかったが、それはやむを得ないと思う。

ただ、なんで普段はあそこまで隠して見せないのかなあ、という事は感じざるを得ない。

以上

<前に戻る>

コメント

このブログの人気の投稿

旧児玉往還8_山名-高崎

プライベート ミニ リサイタル

旧児玉往還3_川越-高坂