旧木下街道3_白井宿ー木下宿

 ◆旧木下街道_白井宿-木下宿

2025年5月28日(水)曇り

旧木下街道の白井駅から木下駅まで歩いた。

(1)白井駅【8:05】

途中の歩道

(2)白井大橋交差点【8:13】
旧木下街道はここから再スタート。
白井大橋

(3)道標?【8:20】

街道風景



(4)市役所入口交差点【8:29】
地図上は真っすぐ進むのだが、交差点は交差する国道189号が優先される造りで、旧木下街道は、写真のようにフェンスで仕切られていて、脇を通らないと進めない。

(5)「じねんじゃー」の石像【8:31】
持っているのは算盤(そろばん)。項(7)の白井そろばん博物館の周囲に、こうした算盤が描かれた小石像がいくつか見られた。
後日調べたら、「じねんじゃー」は千葉県白井市の非公認キャラクター。所属は「白井の自然薯を応援する会」で、白井市の特産品である「白井の自然薯」をモチーフとしている。白井市を「おもしろい市」にするために勝手に活動していて、正式名は「しろい地底王国忍者じねんじゃー」とのこと。
(6)句碑【8:33】
詳細不明。

(7)白井そろばん博物館【8:48】
そろばん塾を運営していた石戸氏が、個人的にコレクションしていたそろばんを展示して博物館としたものだそうだ。日本で唯一の常設そろばん博物館で、世界中から集めたそろばんの関連資料が約2,800点展示されている。







(8)算盤を持った小地蔵【8:50】

(9)秋本寺【8:52】
門が閉まっていて中に入れず。
秋本寺の入口にあった小石像


(10)鳥見神社【8:55】




街道沿いの古民家
街道風景

(11)土地改良記念碑【9:02】

(12)白井橋【9:02】

(13)小祠【9:05】

(14)庚申塔群【9:07】
庚申塔が8基並んでいて、後日資料を確認したら、古い順に宝永3(1706)年、延享3(1746)年、宝暦5(1755)年、享和3(1803)年、嘉永3(1850)年、明治12(1879)年、昭和4(1929)年、平成6(1994)年とのこと。
大きな特徴として石塔の正面が赤く塗られていることだが、これは印西の特殊な風習の「疱瘡除け」だそうで、疫病として恐れられていた疱瘡がムラに入り込まないよう、赤く塗ったとのこと。



(15)馬頭観世音【9:20】
綺麗な花が添えられていたが、造花だった。




(16)小祠(それとも屋敷神?)【9:33】

(17)香取神社?【9:38】
地図上では香取神社と書かれてあったが、鳥居中央の額束には社名の表示がなく、本殿等も見当たらない。廃社になったのだろうか?

街道風景

(18)石尊阿夫利(せきそん あぶり)神社鳥居【9:50】
神社はここから北西方向800mほど行った所にある。

鳥居があるこの道は、「旧鮮魚 (なま) 街道」。銚子で水揚げされた鮮魚を江戸へ運ぶための、もう一つの道。木下から少し西に利根川を上ったところにあった布佐河岸(現我孫子市布佐)に陸揚げされたものを松戸まで陸送した。木下街道よりも北側をほぼ木下街道と並行して進んだ

(19)一億供養塔【9:54】



街道風景。しばらくは区画整理がされた区間で、旧道は完全に消滅している。



(20)泉新田大木戸野馬堀遺跡【10:57】


(21)分岐点【10:59】

(22)白山神社【11:00】
藪の中の小さな社。

(23)石塔群&龍泉寺【11:02】



街道風景

(24)八幡神社【11:07】

街道風景



(25)上宿古墳【12:17】

古墳は下の写真のように私有地内にあるようで、中には入れない。

(26)分岐点【12:21】

(27)三峰神社【12:30】

(28)印西警察署【12:32】

(29)木下小学校発祥の地碑【12:59】

(30)仏塔群&上野観音堂【13:00】





(31)竹袋県道踏切【13:03】

(32)分岐点【13:05】

(33)柏屋【13:05】
江戸時代から約160年、6代続く老舗蕎麦店。店舗の建物は昭和初期に建てられたもの。

(34)分岐点(終点)【13:08】
旧木下街道としてはここが終点となる。ここから銚子までは旧佐原銚子街道が伸びている。
土手の階段

(35)木下河岸跡【13:10】



(36)木下駅【13:17】
駅前広場のタイル





本日のここまでの歩行時間は、休憩も含めて5時間12分だった。

今回出会ったマンホールの蓋は以下の2種類。
千葉県白井市
特産品の「ナシ」の実を中心に、周囲に市の花「サツキ」を描いたもの。白井市は県内最大の栽培農家数・栽培面積・生産量を誇るナシの産地。

千葉県印西市(いんざいし)
中央に市標、周囲に市の花「コスモス」を描いたもの。
以上

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