旧中山道4_北本ー吹上
◆旧中山道_北本-吹上
2019年10月26日(土)曇り
旧中山道の歩き旅四日目。
北本-鴻巣宿-吹上と歩いた。
休憩を含めた歩行時間は、合計3時間4分だった。
前回の終了地点、北本駅前交差点をスタート。
(1) 北本駅前交差点【9:33】
駅前の脇道に入る。
(2)屋敷神(やしきがみ)【9:34】
祠が角に立っていたが、入口が街道ではなくて建物の方を向いていたので、家や土地を守る存在としての屋敷神だと思われる。
今まで時に気にしていなかったからかもしれないが、今日はかなりりっぱな屋敷神に五回以上も出会った。元々多い地方なのだろか?
(3) 原馬室一里塚【9:41】
中山道の一里塚で現存しているのは三か所で、ここはその中の一つ。他は東京都板橋区志村と高崎市上豊岡町。
板橋の一里塚は、道の両側に当時の雰囲気のままに大きな木と共に残っていたので、それと比較すると、いささか寂しい。
(4)屋敷神【9:43】
(5)馬頭観音【9:46】
文字がほとんど読めないので古いもののようだが、後日調べたら、明治三年建立との事。上に見えるのは、トタン製の雨除けのようだ。
(6)鴻巣宿 加宿 上谷新田 碑【10:01】
加宿とは、人家が少なく人馬を出しにくい宿駅で、隣村を加え人馬の供出に当てさせたもの。
(7)街角のフラッグ【10:02】
(8)八幡神社【10:05】
(9)人形町の交差点【10:05】
いささか色褪せているが、雛人形町のフラッグも。
(10)鴻巣市産業観光館ひなの里【10:09】
(11)和菓子屋【10:10】
旧中山道に似合う、趣のある店舗外観だが、創業は昭和27年。
埼玉県の木である欅(ケヤキ)をモチーフにした”あられ”「彩の欅年輪」が有名とか。
ちなみに、店名の「おおとり」は大形の鳥の総称で、古くはコウノトリをさすそうです。
(12)道標【10:12】
(13)ひな人形店の看板【10:13】
古い日本家屋と真っ赤な看板のコントラストがおもしろい。
(14)鴻巣御殿跡【10:23】
細い路地の奥の、民家の前にあった。
(15)鴻巣本陣跡【10:27】
(16)コウノトリのタイル【10:30】
絵柄はコウノトリが赤ん坊を運んでくるという伝承からのものだと思われる、が、それはヨーロッパの伝承でしょう、と思ったが、(19)の「鴻神社」は、子授けのパワースポットとなっているらしい。
ちなみに祈祷は雄と雌の2羽のコウノトリの神像の前で行われる、とのこと。
なお、元々コウノトリは日本の広域に分布していたが、明治以降は急激に減少し、現在、日本で繁殖・周年生息する個体群は絶滅してしまったとのこと。非常に残念。
(17)法要寺【10:32】
(18)田沼家の蔵【10:36】
趣ある建物で左側の蔵は江戸期のものとか。右側の町屋は明治二十(1887)年頃の建築。
(19) 鴻神社(こうじんじゃ)【10:38】
災いをなす大蛇を、コウノトリが飛んできて撃退して、人々の平和な生活を戻してくれたという伝説がある、鴻巣宿の鎮守。
コウノトリが神様の使いとして祀られていることから、子宝と安産祈願に訪れる人が多いそうだ。
(20)池元院【10:44】
(21)道標【10:45】
(22)馬頭観音【10:59】
(23)箕田(みだ)観音堂【11:10】
(24)龍昌寺【11:40】
(25)氷川八幡神社【11:42】
(26)箕田碑【11:43】
(27)馬頭観音【11:46】
(28)石塔群【11:51】
(29)道標【11:55】
(30)地蔵堂&庚申塔【11:56】
(31)石塔【12:00】
(32)庚申塔【12:01】
(33)街道風景【12:04】
(34)前砂村標石【12:10】
(35)前砂の一里塚跡【12:12】
(36)忍領界石票(おしはん りょうかいせきひょう)【12:17】
完全に民家の塀の中なので、ちょっと中の方まで入るのは憚られた。よって、写真は道路沿いからズームで撮ったもの。
写真の案内板の上半分が高札場に関して、下半分が忍領界石票に関して書かれてあり、この案内板の向かい側に石票そのものがあるらしい。
(37)道標【12:18】
(38)道標【12:29】
(39)手作り(?)の案内表示【12:29】
(40)妙徳地蔵尊【12:30】
(41)吹上駅前【12:37】
今回はここまでとした。
マンホールの蓋を以下に示す。
鴻巣市
周囲は市の花「パンジー」中心に市章。
鴻巣市
市の花「パンジー」を描いたもの。
鴻巣はコウノトリのデザインかと思っていたが、そうではないようだ。
旧吹上町(ふきあげまち)
町の花コスモスのデザイン。
以上
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