旧姫街道3_三ケ日-西気賀
◆旧姫街道_三ヶ日-西気賀
2019年8月21日(木)晴れ
旧東海道の脇街道(脇往還)である姫街道(本坂通)を歩いた。
今日は三日目。三ヶ日宿を出て引佐峠(いなさとうげ)を越えて気賀宿の手前まで行った。
前日の終了地点を9:15に出発。
(64)道標【9:17】
(65)宇志八幡宮【9:24】
(66)道標【9:41】
(67)高札場跡【9:42】
(68)茶屋跡&片山竹茂墓(かたやま ちくも ぼ)【9:43】
片山竹茂は、片山竹茂は(65)の宇志八幡宮六代目宮司を勤めるとともに俳諧の指導者でもあったそうだ。
(69)道標【9:44】
(70)街道風景【9:45】
のんびりした清々しい光景とも言えるが、日影は全くなく、猛暑日に歩くにはうんざりしてしまう道だった。
(71)高速道路の高架橋【9:54】
下は東名高速道路。
(72)案内図【9:55】
(73)大里峠(おおりとうげ)【9:57】
(74)道標【10:08】
(75)道標【10:10】
(76)御殿道【10:10】
(77)道標【10:17】
(78)道標【10:26】
(79)道標【10:30】
(80)案内図【10:30】
(81)旗本近藤家陣屋跡【10:34】
とても読めないので、ネットで探した画像を次に示す。
(82)大谷代官屋敷【10:37】
(83)道標【10:38】
(84)六部様(ろくぶさま)修行僧円心の墓【10:42】
六部とは、諸国霊場を巡礼する行脚(あんぎゃ)僧のこと。
(85)道標【10:53】
(86)何が書いてあるかさっぱり分からない掲示板【10:55】
(87)道標【10:56】
(88)街道風景【10:57】
(89)大谷一里塚【11:02】
(90)道標【11:05】
これ以降しばらくの間は、地図上での正確な位置表示が難しい場所も多く、写真のみの掲示とする。
街道風景
(91)石投げ岩【11:19】
昨日に続き、再び蜘蛛の巣を払いながらの山道歩き。
(92)象鳴き坂【11:28】
(93)引佐峠(いなさとうげ)【11:36】
車道と交差する地点にあった休憩所。トイレもある。
山道には昨日同様に倒木もあった。
この後、しばらくミカン畑の横の比較的整備された道を歩いたのだが、途中で草が生茂った脇道があることに気付いた。一旦通り過ぎたが、もしやと思って脇道付近を調べてみたら、次の写真のような道標が見つかり、そこから再び雑草街道の中に分け入った。次項(94)の入口になる。
(94)姫岩・平岩ご休憩所【12:11】
前項の道標のすぐ横に掲示板があったので、ここが「平井ご休憩所」だと分かったが、とにかく周囲の雑草が酷くて、とても休憩する気にはならない。
(95)岩根地蔵【12:12】
(96)山道から一般道への出口【12:17】
(97)道標【12:19】
(98)西気賀駅への案内のある交差点【12:21】
本日はここまでとした。
休憩を含んだ歩行時間は3時間6分だった。結局、三日間で合計12時間31分だった。
三日間とも猛暑日の中のウォーキングで峠越えもあったので、時間的にも距離的にも、今までより短いものとなった。
本坂峠や引佐峠は完全に山道なので、山の中では日差しはほとんどなくその点はよかったが、湿度がけっこう高く、さらに登山道であることには違いなく、あきらかに平地の街道歩きよりも疲れた。(精神的には、蜘蛛の巣を払いながらの歩きが疲れを倍増させた。)
姫街道のルートは先史時代から存在しており、戦国時代に整備されたそうだが、江戸幕府が整備した東海道の本道としては、ここではなく浜名湖南側の海沿いのルートになったのは、この二つの峠越えがあるからだろう、というのが、実感として感じられた。(特別に厳しくはないが、出来れば避けたいルート、という意味で)
この続きは、少し秋風が吹くようになってからにしたいと思っている。
この三日間で見つけたマンホールの蓋をまとめて記載する。
豊川市
豊川市宣伝部長の「いなりん」を中央に、左右に市の花「サツキ」、上に市の木「クロマツ」、「いなりん」の周りには、市の象徴「サクラ」。ちなみに、「いなりん」はキツネと豊川いなり寿司との合体キャラ。
豊川市
市内を流れる豊川と本宮山。市の木「クロマツ」と市の花「サツキ」、それに豊川稲荷を連想させる「キツネ」が描かれている。
豊橋市
朝日のなかを船が出港する姿から人・緑・街をデザイン。
豊橋市
公会堂と市電の日常的風景と市花(つつじ)をデザイン。
豊橋市
吉田城と手筒花火をモチーフにしたもの。手前には市の木「クスノキ」。
豊橋市
豊橋市の道路をそのままデザインしたようだが、詳細不明。
三ヶ日
市の花「ミカン」の花と実、「猪鼻湖(いのはなこ)」、「ヨット」、猪鼻湖と浜名湖との境界に架かる「新瀬戸橋」がデザインされている。
側道の蓋。豊川稲荷の近くの道で見かけた。
以上
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