関宿散策+ロケ見学

◇関宿散策+ロケ見学

2017年1月27日(金)晴れ

四日市に泊まったので、翌朝、少し遠回りをして関宿を散策した。

関宿(せきじゅく)は、東海道五十三次の47番目の宿場。鈴鹿峠を控える古くからの交通の要所で、江戸時代も、伊勢別街道と大和街道が分岐する活気ある宿場町だったとのこと。現在は、そんな歴史を余韻として漂わせている、清かな町並みになっている。

なお、2019年5月16日に「旧東海道32_関-坂下」を歩いた時に改めて訪れている。https://yukkuriarukou.blogspot.com/2022/11/blog-post_16.html

四日市から乗ったJR線は途中が無人駅で、停まる度に車掌さんがホームに降りてきて切符を受け取るという完全ローカル路線。

関駅に着いたのが9時20分。戻って来たのが10時50分で、結局1時間半の散策となった。なお、そこで偶然にもドラマロケ(3月放送予定の「リーダーズ2」)に遭遇してびっくり。まだ撮影前の準備中で、残念ながら俳優さんには誰も会えなかったが。

ということで、実際の散策は1時間。後の30分はロケ見学となった。


こうした多くの普通の民家が、古い町並みを壊さないように整然と建て直されている。一部の観光地に見られるようなケバケバしさがなく、非常に気持ちを落ち着かせてくれる。

郵便ポストもわざわざ景観を損なわないような形にしてある。(あえて言えば「日本郵政」の赤いシールが場違いな感じで邪魔!)

銀行もこんな建物にしてある。


次からはロケの様子。

かなり大勢のエキストラが昭和初期位の服装で出番待ち。



演技の説明とかも聞こえてきて、「しゃべっているふりをしていただきますが、あくまでふりだけで、声は出さないで下さいね・・」と言っているのが聞こえてきた。なるほどそうなんだ、という感じ。

関宿の道は全線が舗装されているが、この撮影区間だけはその上に薄く砂を敷き詰めてあり、また、側溝のコンクリートの蓋の上にも板が敷かれてあった。





せっかくなので、俳優さんの一人にでも一目会いたいな、と少しその場で待っていたが、結局会えず、とうとう時間切れで駅に戻った。

のんびりと古街道を散策するだけでなく、思いもよらぬ機会に出会えて、いい一日になった。

以上

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