旧日光街道5_粕壁宿ー杉戸宿

◆旧日光街道 粕壁宿-杉戸宿

2023年12月1日(金)晴れ時々曇り

粕壁(かすかべ)宿と杉戸宿間を歩いた。

「粕壁」と「春日部」について。

南北朝時代(14世紀)、新田義貞家臣の春日部氏が当地を領地としたことから「春日部」の地名が生まれた。その後江戸時代正保年間(1645年頃)から「糟壁」、「糟ヶ辺」、「粕壁」という表記が使われており、明治期には「粕壁」という漢字表記に統一された。その後1944年(昭和19年)に内牧村と合併して「春日部町」が発足した。東武鉄道の春日部駅も開業時から1949年まで粕壁駅という漢字表記で使われていた。

(1)春日部駅【10:40】

駅舎が工事中だった。

(2) 春日部情報発信館「ぷらっとかすかべ」【10:42】

(3)道標【10:45】

ここから旧日光街道となる。

(4)粕壁宿説明板【10:46】

街角の蔵

(5)問屋場跡【10:47】


(6)永嶋庄兵衛商店【10:48】

慶長年間(1596年~1615年)創業の米問屋。


(7)佐渡屋跡【10:50】

旧米穀商。建物は明治前期のもので国登録有形文化財。

(8)道標【10:50】


(9)道標【10:52】

(10)古利根川【10:52】

(11)分岐点【10:54】

(12)一里塚跡【11:00】



(13)追分道標【11:02】

後日調べたら「青面金剛」と書かれているとのこと。

街道風景

(14)観音院【11:09】

(15)不二山浄春院寺標【11:09】

(16)杉戸町標識&「すきすきすぎーと36」【11:19】

「すきすきすぎーと36」とは北緯36度と国道4号線の交点に、埼玉県杉戸町が町のPRの為に作ったモニュメント。


街道風景


(17)分岐点【11:35】

(18)九品寺(くほんじ)&「みちしるべ」【11:37】


街道風景

(19)小社【11:42】


(20)馬頭院【11:49】


(21)分岐点【11:57】

(22)杉戸宿公園【12:00】



(23)三本木一里塚【12:08】


街道風景


(24)豊嶋屋(関口酒造)【12:54】



(25)伏見屋【12:55】

寛永元年(1748年)創業の造り酒屋跡。

(26)高札場(復元)【12:56】




街道風景

(27)近津(ちかつ)神社【12:58】



境内にあった小ぶりな富士塚



(28)旧旅籠扇屋跡【13:01】


(29)明治天皇御小休所趾碑【13:04】

(30)長瀬本陣跡【13:07】

何の表示もなく、古びた門のみだったので、最初は見過ごしてしまった。

街道風景

(31)道標【13:10】

(32)角穀屋(かどこくや)跡【13:11】


(33)宝性院(ほうしょういん)【13:12】

(34)渡辺勘左衛門邸【13:15】


(35)道標【13:17】

街道風景


(36)厳島神社【13:33】

(37)心学の道モニュメント【13:39】

(38)大島有隣遺跡(恭倹舎跡)【13:41】


(39)一里塚跡【13:47】


(40)幸手市市境【13:51】

(41)幸手団地入口交差点【13:51】

旧日光街道歩きは予定通りここで終了。歩行時間は3時間11分だった。

(42)杉戸高野台駅【13:54】

今回出会ったマンホールの蓋は以下二点。

埼玉県春日部市

春日部市の花「フジの花」をデザイン。市内牛島のフジの大木は国の特別記念物。


埼玉県北葛飾郡杉戸町

杉戸町の花「キク」をデザイン。

以上

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