旧中山道19_塩尻ー日出塩
◆旧中山道_塩尻-日出塩
2022年5月23日(月)晴れ
旧中山道の塩尻-本山宿-日出塩と歩いた。
前回終了地点の交差点からスタート。
(1) JR線架道橋(ガード)手前の交差点【13:15】
(2)街道風景【13:23】
右側に続く塀は「昭和電工」の広大な工場敷地。
(3)平出一里塚跡&茶屋立場説明板【13:29】
(4)平出(ひらいで)遺跡【13:35】
(5)第一中仙道踏切【13:45】
(6)長野県野菜花き試験場【13:49】
(7)中仙道一里塚交差点【13:54】
(8)塩尻市森林公社【13:58】
三体の木馬が目に付く。
(9)分岐点【14:06】
写真左の脇道に入る。
しばらくブドウ畑の横の草道を通る。
(10)道標【14:11】
(12)常夜灯&分去れ(わかされ)の碑【14:18】
(13)道祖伸&分去れの碑【14:20】
(14)あふたの清水【14:23】
木曽義仲が遠征した際、義仲の馬が強行軍のため疲れ果て、一歩も進むことができなくなってしまった。そこで、馬を村はずれに湧く清水に引いてゆき、脚を洗ってやると、馬はたちまち元気を取り戻したという。それ以来、この清水を「あふた(邂逅)の清水」と呼び、馬を洗ったことからこの地を「洗馬」(せば)と呼ぶようになったとのこと。
ちなみに「邂逅(あふた)」とは一般的には「かいこう」と読み、思いがけなく出会うこと、めぐりあうことを示す。
街道風景
(15)洗馬学校跡【14:32】
今は「宗賀農林漁業体験実習館」となっていた。
隣に掲示されていた図
(16)洗馬宿本陣跡【14:34】
(17)荷物貫目改所跡【14:35】
(18)洗馬宿脇本陣跡【14:35】
「明治天皇御駐輦之處」の碑も同じ敷地にあった。
ちなみに駐輦(ちゅうれん)とは「天子が車をとめる。 天子がご滞在になる。」との意味。
(19)萬福寺【14:37】
街道風景
(20)芭蕉句碑&高札場【14:41】
(21)言成地蔵尊【14:46】
(22)牧野一里塚跡【14:53】
(23)瀦水墾田記念碑【15:19】
「瀦(ちょ)」は水の集まり留まったところ。貯水池。の意味。
(24)秋葉神社&石像群【15:19】
街道風景
(25)そば切り発祥の地【15:26】
(26)下社参道跡【15:28】
(27)下問屋跡【15:28】
(28)川口屋・池田屋・若松屋【15:33】
(29)脇本陣跡 上問屋跡【15:35】
街道風景
(30)本山口留番所跡【15:38】
(31)長久寺・常光寺跡【15:38】
(32)高札場跡&常夜灯【15:39】
(33)本山宿表示板【15:42】
(34)分岐点【15:49】
本来はここで下写真右側を進んで下に降りていくのだが、通れないようになっていた。先には「この先、通り抜けできません。」との掲示板もある。
後日、2012年のストリートビューを確認すると、その時点ではこの先に線路の踏切があるが、今はそれが無くなっていた。(地図の×部分)
(35)日出塩の青木【15:53】
(36)掲示板【15:55】
(37)日出塩一里塚跡【15:57】
(38)長泉寺【16:00】
(39)日出塩駅への交差点【16:01】
今日は予定通りここまでとした。
本日の歩行時間は、休憩を含めて2時間46分だった。
(40)日出塩駅【16:02】
ここは一日の平均利用客が十人以下ということで、JR中央本線の駅では一番利用客が少ない駅だそうだ。
駅自体は改装されているようでさほど古くはなく、特に変わったところもない。無人駅で待合室はあったがトイレはない。
映画「男はつらいよ」の第10作(昭和47年(1972年)公開)「男はつらいよ 寅次郎夢枕」では、寅さんが日出塩駅の待合室でいつもの夢から覚めて大あくびをするシーンが撮られたとのこと。ネットで見つけた画を次に示す。これを見ると駅舎は今よりもかなり小さかったようだ。ちょうど半世紀前ということになる。
「日出塩」という地名の由来を調べたが確かなことは分からなかった。一説には「シボむ地形や撓たわんだ土地」に由来するというものも。
本日見つけたマンホール蓋は一種類のみ。
長野県塩尻市
北アルプスと蕎麦の花が中央にあり、周囲はカタクリの花。
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以上
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