旧中山道45_高宮宿ー愛知川宿

◆旧中山道_高宮宿-愛知川宿

2024年5月29日(水)晴れ

高宮駅から五箇荘駅の間を歩いた。

(1)高宮駅【13:05】

(2)分岐点【13:08】

街道風景

(3)高宮神社【13:11】


(4)布惣跡【13:11】

「高宮布」の問屋「布惣」こと「布屋惣平」は、堤惣兵衛家の店名。

近江商人により「高宮布」が有名になり、堤惣兵衛、不破弥三郎、前川太郎兵衛等の豪商が生まれた。明治の中期頃から絹や綿に押され「高宮布」は次第に衰退したが、「布惣」のみ明治末期までただ一軒老舗を守り続けた。



(5)馬場提灯店【13:13】

(6)多賀大社大鳥居【13:14】









(7)芭蕉の紙子塚【13:19】

(8)脇本陣跡【13:21】


(9)本陣跡【13:22】


(10)円照寺【13:23】




街道風景

(11)無賃橋碑【13:26】

(12)無賃橋【13:26】



(13)無賃橋碑【13:28】

(14)一里塚跡【13:32】

後日ストリートビューを確認したら、2012年には壊れていない石碑が映っていたので次に示す。なおその次の2017年の画像では既に壊れていた。つまり、少なくとも7年前から壊れたままで放置されていることになる。

街道風景


(15)月通寺【13:42】

(16)産(うぶ)の宮井戸【13:44】


(17)了法寺【13:45】

(18)還相寺【13:45】

(19)堂の川地蔵尊【13:46】

松並木

(20)彦根市モニュメント【13:52】


上の像は「近江商人」「菅笠を被った旅人」「麻の原料を背負った婦人」とのこと。

(21)葛籠町(つづらまち)道標【13:54】

街道風景

(22)日枝神社【14:00】

(23)出町中山道休憩所【14:01】


街道風景



(24)阿自岐(あじき)神社社標【14:14】

街道筋の民家

(25)春日神社鳥居【14:22】

(26)豊郷小学校旧校舎群【14:25】

昭和十二年に丸紅専務古川鉄次郎の寄付で建てられたもの。当時は「東洋一の小学校」といわれ、平成25年には国の登録有形文化財に登録。今は町立図書館や子育て支援センターなど町の複合施設として利用されているそうだ。

(27)やりこの郷【14:26】


(28)石畑の一里塚跡【14:28】


(29)八幡神宮【14:31】

(30)犬上君(いぬかみのきみ)屋敷跡【14:38】



(31)伊藤長兵衛・忠兵衛屋敷跡碑等【14:41】

兄の長兵衛は博多新川端で伊藤長兵衛商店を開業。弟の忠兵衛は、大阪で紅忠(べんちゅう)と称して、麻布類・尾濃織物・関東織物を取り扱った。この2つが合併・分割を繰り返して現在の商社「伊藤忠」と「丸紅」につながっている。


(32)天稚彦(あめわかひこ)神社【14:48】

佐々木京極氏の家臣であった高野瀬氏がこの地に城を構えた戦国時代、城主は氏神を守護神と敬い、町の繁栄を願い境内で盛んに楽市を開いたと伝わる。

街道筋の古民家

(33)西沢新平家邸跡&金田池跡【14:50】




街道風景

(34)石仏?【14:55】

(35)又十屋敷&一里塚跡【14:56】


(36)西還寺【14:57】

(37)江州音頭発祥の地碑&千樹禅寺【15:00】




碑文が非常に読み難いので、後日ネットで探したのが次の画像。

これを読んでも江州音頭が何なのかよく分からないが、要するに滋賀県を中心に近畿地方各地で盆踊りに用いられる音頭のこと。

江州音頭の発祥地とされる場所は2か所あり、両地に石碑が建立されている。ひとつはこの千樹寺で、初めて江州音頭を披露した場所とされる。もう一つは延命公園(滋賀県東近江市八日市)で、桜川大龍が江州音頭を考案した場所とされる。

(38)道祖神?【15:05】

(39)歌詰橋説明板【15:07】


(40)道標【15:08】

(41)普門寺将門塚【15:11】

中に入れないので、脇道から塀越しに撮影したのが次の写真。

(42)薬師堂【15:14】

(43)正光寺【15:16】

(44)石部神社【15:19】


(45)道標【15:25】



街道風景

(46)河脇神社【15:30】

街道筋の新聞店。「かわら版」との表示板があった。

(47)愛知川宿ゲート【15:31】

(48)近江商人亭(旧田中家)【15:34】

現在は料亭「近江商人亭」となっているが、昔は、麻織物商を営んでいた田中家の別邸。明治25年(1892)に建てられていた南土蔵を再利用しながら、現在の屋敷構えが完成。国の登録有形文化財。

街道風景

(49)愛知川宿北入口碑【15:35】


(50)愛知川宿案内【15:37】

(51)宝満寺寺標【15:39】


(52)本陣跡【15:39】

(53)八幡神社鳥居&高札場跡【15:40】

(54)マルマタ商店【15:42】

マルマタは江戸時代(文政11年)に「丸又味噌醤油醸造所」として創業の老舗醤油屋。現在は醤油、漬物の製造販売を行っていて、湖東地方伝承製法の「赤かぶら漬け」が有名。

(55)明治天皇御聖蹟【15:43】

(56)一里塚跡【15:46】


(57)祇園神社【15:52】

無賃橋の橋神(守護神)として勧請(かんじょう)した。

勧請=本祀の社の祭神の分霊を迎えて新たに設けた分祀の社殿にまつること。


(58)市境標示【15:56】

(59)常夜灯



(60)常夜灯

街道風景

(61)東嶺禅師御誕生地碑


(62)小幡人形窯的


(63)小幡踏切


(64)小幡神社

(65)長寶寺

(66)御代参街道道標【16:10】

本日の中山道歩きはここで終了。


(67)五箇荘(ごかしょう)駅【16:12】

無人駅で一日の平均乗車人員は80人とのこと。





本日の歩行時間は、休憩も含めて3時間7分だった。


本日出会ったマンホールの蓋は以下。

彦根市

中央に大きな市章と小さな市章を幾何学的に複数配置し、外周にデザイン化した市の木「たちばな」をあしらっている。 市章は、市のランドマーク「彦根城」が金亀山(こんきやま)に立地していることから、亀甲をかたどり、外枠右側に「ヒ」、左側に「コ」、中心に「ネ」を配して図案化したもの。


滋賀県豊郷町

町章を中央に、その周囲に「江州音頭を踊る人」「町の花・つつじ」「江州音頭のちょうちん」を図案化したもの。


滋賀県豊郷町

汚水桝小型蓋。背景に町章と町の花ツツジ、扇を手に江州音頭を踊る女性のデザイン。


滋賀県

県の鳥・カイツブリと琵琶湖とヨットのデザイン。


滋賀県旧愛知川町

「愛知川、宇曽川、安壺川、新愛知川、不飲川」の5河川と、夏の風物詩「花火」を図案化。上方の「町章」は、中央がエチ川の「エ」と「チ」を表し、三本線が川の流れをあらわしている。


滋賀県旧愛知川町

町の木・モミジと瓶の中に「てまり」が入った伝統工芸の「びん細工てまり」のデザイン。

以上

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