旧水戸街道7_荒川沖ー土浦
◆旧水戸街道_荒川沖-土浦
相撲部屋があるのは都内墨田区の両国近辺だけだと思っていたので、茨城県にあるのは驚きだった。後日調べたら、相撲部屋の数は全部で44部屋あり、茨城県以外にも埼玉県や千葉県にもいくつかあるようだ。
(2)駅西入口交差点【9:17】
ここから旧水戸街道となる。
(3)一里塚【9:28】
道の両側に一里塚があるが、それぞれ名称が異なる。東側が「中根一里塚」で、西側が「荒川沖の一里塚」。
それぞれの説明板を読むと、「中根一里塚」が牛久市、「荒川沖一里塚」が土浦市となっているので、ちょうど市境にあるために名前が異なっているようだ。
街道風景
(5)八幡神社【9:44】
(6)小祠【9:44】
道路からは祠の中が見えない。屋敷神?
街道筋の立派な日本家屋。
(8)旅籠佐野屋【9:55】
このあたりが「荒川沖宿」だが、人馬の継ぎ立て(運ばれる荷物の人足と馬の交代)だけの宿場で、本陣はなく、継ぎ立て業務にあたる問屋と、役人宿1軒、旅籠数軒の小さな宿場だったとのこと。その旅籠のうちの一軒。
なお、「荒川沖」という地名だが、ここは阿見町荒川本郷から分かれた集落で、荒川本郷から遠くに見えるところから“荒川の沖” (沖:遠いところの意味)と呼ばれたそうだ。
(9)日先(ひのさき)神社道標【9:57】
「日先大神道」と読める。日先神社は土浦市右籾に鎮座している神社。
(11)分岐点【10:33】
(12)日先(ひのさき)大神道、地蔵尊【10:36】
後日調べたら、石標には「従是東境内迄十二丁(これより東に境内まで十二丁)日先大神道
明治五年 壬申五月日」とあり、地蔵尊には「右ハ いちのや江 寛政五子天 露夢童女 六月十七日 左ハ 里うがさき江(りゅうがさき)」とあるそうだ。
街道風景。道の両端はかなりの雑草が生い茂っている。
街道風景
(15)大聖寺【11:10】
(16)架道橋【11:13】
下は土浦バイパス(国道6号線)
水戸街道と坂東街道の交差点に位置し、亨保18(1733)年に建てられた。残念なら雑草に覆われてよく見えないが、右「江戸道」、左「なめ川阿ば道」と刻まれているそうだ。
(19)愛宕神社【12:01】
街道風景
「キララちゃん」は土浦のゆるキャラで、土浦最大イベント「キララまつり」のイメージキャラクターとして誕生とのこと。
「キララちゃん」は土浦のゆるキャラで、土浦最大イベント「キララまつり」のイメージキャラクターとして誕生とのこと。
(20)銭亀橋【12:06】
(23)山口薬局【12:21】
明治20年創業とのこと。
(25)吾妻庵総本店【12:23】
明治時代の町屋造りの蕎麦屋。
(26)矢口家住宅【12:24】
(31)「川口河岸(かし)」説明板【12:30】
(32)土浦駅【12:40】
茨城県土浦市
(27)不動院&琴平神社【12:25】
永享年間(1429~40)に創建された不動院の境内に、琴平神社の社殿が建立されたとのこと。
(28)まちかど蔵 大徳【12:26】
見世蔵・袖蔵・元蔵・向蔵の四つの蔵で構成され、現在、土産品の販売・資料の展示などが行われている。元蔵は天保13年の建築とのこと。
街道風景(29)土浦町道路元標&旧櫻橋の親柱【12:27】
「旧櫻橋の親柱」は昭和10年(1935)に埋め立てられてしまった橋のもの。
本日の歩行時間は、休憩を含み3時間29分だった。
途中で出会ったマンホールの蓋を以下に示す。
茨城県牛久市
茨城県牛久市の南西には、昔からかっぱが住むと言われている牛久沼がある。そこから平成元年に生まれた牛久市観光協会のマスコットキャラクター「かっぱのキューちゃん」が描かれている。右下には水連の葉とカエルも描かれている。
茨城県土浦市
「霞ヶ浦」を擁する土浦市ということで、水と緑豊かな土浦の風景を印象的に表現したもの。左側に描かれている船は「帆曳船(ほびきぶね)」とよばれる明治時代に発明された船で、高さ9メートル、幅16メートルの帆で風を受けて網を曳き、ワカサギ漁などを行った歴史がある。下部に土浦の市章。
茨城県土浦市
土浦市では、2023年に、新しい観光コンテンツとして、本市が登場するアニメ「機動警察パトレイバー」デザインのマンホールを製作した。製作したデザインマンホールは、合計で15種類あるがそのうちの一枚。「シャフト・エンタープライズ・USA(SEUSA)」製の軍用レイバー「エイブラハム」のデザイン。
茨城県土浦市
手毬模様に市章のデザイン。
茨城県土浦市
オレンジ色にテトラポッド模様地の中央に市章の入った赤い消防車を配し、その上に「消火栓」の文字。
以上
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